IT業界で数多くある職種の中でも、比較的人気が高いと言われているのがエンジニアだ。若い世代を中心にエンジニアを目指す人材が増加している理由の1つに、仕事としての面白さがある。この仕事は、クライアントの要望に基づいたプログラミング作業やシステムの設計などが主だ。一見すると地味な印象を受けるが、だからこそ数ヶ月という長い期間を経て作り上げた時に達成感を得ることができる。
近年、ITの中でも進化を遂げている商品管理システムや電子マネーなど、エンジニアが作るものは社会生活に間接的に影響を与えるものが多く、自分の頑張りが多くの人を喜ばせる結果に繋がるのが特徴だ。利用者の反応を直接的に見れなくても、世の中が徐々に便利になることで実感として感じることができるので、それがつぎの仕事へのモチベーションとなる。達成感は地道な作業の積み重ねとなるエンジニアにとって重要な感情で、これを得たいがためにエンジニアを目指す人も少なくない。
エンジニアは、クライアントの難しい要望に応えて満足してもらえる物を作るために、現状に満足することなく常に勉強をしていく必要がある。自身が興味のあることについて勉強をして知識や技術を身に付けていく作業も、この仕事ならではの面白さの1つだと言えるだろう。
身に付けた技術を実践で活かして、よりクオリティの高い物を作ることができれば、さらに向上心を持って上を目指そうという気持ちになれる。これにより、大変な仕事も楽しく取り組むことができるようになるのだ。